結婚協奏曲

(大神×レニ)


大神とレニが結婚してから早くも三ヶ月の月日が流れ、昼と夕食は帝劇で、そして朝食だけは帝劇の近くに借りた二人の新居でと言う生活にも慣れた頃のお話。

「じゃあ、先に行ってるな」
いつものモギリ服に身を包んだ大神が玄関まで送りに来たレニに言うと、レニは小さく頷いた。
「また後でね」
「あぁ、後でな」
よくある新婚家庭の日常風景。そして暫しの別れを惜しむ様に唇を重ねようとした瞬間
「おはよーう!!」
と、二人の丁度真ん中に入る様にアイリスがテレポートしてきてしまい、二人はアイリスの頬にそれぞれキスをしてしまった。
「わぁ!レニとお兄ちゃんにキスされちゃったー」
悪びれる様子のまるで無いアイリスを見て、二人の顔にも自然と笑みがこぼれ、それを見たアイリスも嬉しそうに笑った。
「あ、お兄ちゃん。かえでお姉ちゃんがもう仕度して待ってたから早く行った方が良いよ」
アイリスの言葉に、大神はハッとした顔になった。
「しまった!!もう行かないと!!」
大神はそう叫ぶと慌てて玄関を飛び出て行った。


次のページ
小説目次(サクラ大戦)
小説総合目次
入口
目次