Love Passion

(さくら・エリカ)


「エリカさん・・・今
『大神さんが好き』
って、言いました?」
「はい。大神さん大好きですよ」
その一言に、さくらの額にはプチプチと青筋が浮き出てきた。
「エリカさん?・・・申し訳無いですけど、大神さんは私と将来を約束しているんですよ」
ひきつり笑顔のさくらに、エリカは変わらぬ笑顔を見せた。
「さくらさん、それは間違いですよ。だって大神さんは私と巴里で一緒に暮らすんですから」
「大神さんはずっと帝都に居るんです!!」
「あ、そうですね。私が帝都に来ても良いんですよねー」
「そうじゃなくてっ!!」
二人がとんちんかんな会話をしていると、二人を心配した大神が、息を切らしながら土手を上がって来た。


次のページ
小説目次(サクラ大戦)
小説総合目次
入口
目次