MISS YOU

(加山×カンナ)


「・・・考えたら、あんただけなんだよな、あたいの事ちゃんと女として接してくれるのって」
ほろ酔い加減になったカンナが不意にそう呟いた。
「そうですか?皆さんもカンナさんを女性として扱ってる様にしか俺には見えませんがね」
「・・・そうじゃなくて、・・・何て言うのかな。・・・あたいに対して丁寧な物言いしてくれるのはあんただけだからさ・・・その・・・」
カンナが照れ臭そうに頭を掻くと、加山は背中に背負ったギターを抱えてテンポの良い曲を爪弾いた。
「これ、あたいの・・・」
「俺は意外に照れ屋なので、こう言った方法でしか想いを伝えられなくて・・・」
「え・・・?」
不意に二人の視線がぶつかり、二人は何も言えずに暫し見詰め合う形となった。


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