「さぁ、行こうか」
こうして大神率いる花組一行は、明治神宮で参拝を済ませた後帝劇へ戻り、トーナメント形式で行われたはねつき大会に興じる事となった。
そしてその日の夜、疲れて自室のベッドでうとうとしていた大神のキネマトロンが急に鳴り出して、大神はすぐさま飛び起きて受信をした。
「大神か?俺だが・・・ちょっと俺の部屋まで来い」
声の主は酔っ払った米田だったが、内密の用事と判断した大神は、すぐさま着衣を整えて、米田の部屋へと向かった。
「よぉ、早かったな」
一升瓶を抱えて机に向かう米田は、いつもと変わらぬ笑顔で大神を迎えた。
深夜と言う事もあり、静かにドアを閉めようとすると、ドアノブに妙な抵抗感を感じた。
「マリア・・・」
「隊長・・・」
ドア越しに顔を見合わせて呟きあった後、二人は何事も無かった様にドアを閉めて、米田の前に並んだ。
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