片付けを終えた二人は、再び出会った店の軒先に居た。
「じゃあ、私も仕事に戻るから・・・」
言いかけた所で、女はいきなりゾロに抱きついた。
「な・・・」
「しっ!!」
ゾロが真っ赤になって立ちすくむ目の前を一組のカップルが通り過ぎて行った。
「貴方、腕に自信ある?」
女は抱きついたまま小声で囁いた。
「あぁ」
「・・・だったら、あの二人を捕まえて海軍に連行しなさい。当面の生活費位にはなるわよ?」
その一言に驚いたゾロが女を見ると、女の顔が先程とは打って変わった様に引き締まっていた。
「じゃあ、私も帰るわね。・・・頑張りなさい、『賞金稼ぎのロロノア・ゾロ』君」
女はそう言うと、カップルとは反対の方向へと駆け出して行った。
その後、女に言われた通りにカップルを捕まえて海軍に連れて行くと、二人はかなり悪質の詐欺氏と言う事が解かり、ゾロの懐には高額の賞金が手に入り、ゾロもまた航海を続ける為に出航した。
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