お留守番

(ゾロ×ロビン)


 この日、船に残ったのは留守番のゾロとロビンの2人だった。
 最近妙にサンジやルフィ達と仲良くしているロビンを見て、ゾロは今までに感じた事の無い苛立ちを感じ、それを払拭すべく無言で剣の稽古に励み、ロビンもまた無言で読書にふけっていた。

 昼になりようやくロビンが口を開いた。
「剣士さん」
「あぁ?」
「お昼出来たわよ」
 ロビンと一夜を共にして以来なんとなくギクシャクしていただけに、ゾロは声を掛けられたのが嬉しかったが、気恥ずかしさもあり、無言のまま食堂にドアに手をかけると、既にロビンの手によって温められた料理が並んでいて、美味しそうな香りがゾロの鼻をくすぐった。

「・・・あのよ」
「なに?」
「・・・この前の事だけど」
「何の事?」
食事中に突然手を止め話し掛けてきたゾロを、ロビンは探るような目で見た。

「悪かったと思ってる」
「・・・。」
 その一言を聞いた途端、ロビンの目の色が一瞬変わった。


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