「・・・ルフィ?」
横を見るとふいにルフィが口を開いた。
「なぁ、お前どうしてこの船に戻ってきたんだ?」
「え?」
「ココヤシ村で出航の準備をしていた時にウソップが
『ナミは残るかもな』
って言ったんだ。俺、その時は何とも思わなかったけどさ、考えてみればお前なら海賊やらなくたって大型の商船や、あの頃なら海軍に入れただろ?金の大好きなお前がなんでこんな貧乏海賊に残ったのかが俺は不思議でしょうがねぇんだ」
その言葉を聞いたナミは嬉しそうに笑った。
「なんだよ、笑う事ねぇだろ!」
馬鹿にされたと思ったルフィは口を尖らせた。
「・・・そうよねぇ、私ぐらいの美人の天才航海士なら、きっと何処へ行っても雇ってくれるでしょうね」
「・・・」
「でもね、本当に私を必要としてくれるのはきっとこの船だけでしょうね。」
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