Long Haird Lady

(スモーカー×ヒナ)


「わたくしの艦隊を動かすからには、それ相応の理由と感謝があるのは当たり前でしょ?・・・それよりたしぎは大丈夫なの?」
「・・・」
無言のスモーカーに背を向けて、ヒナは海の見える窓の前に立った。
「・・・あの娘の事、余程信頼してるのね」
「何故そう思う?」
「だって、心配なら傍に居るのが普通でしょ?・・・でも貴方は彼女の傍を離れた。・・・それは彼女が一人で立ち直る事を信じてるから・・・違って?スモーカー君」
そう言って振り返ったヒナの顔からは、笑みが完全に消え、海軍大佐の顔に戻っていた。
「やっぱり一人で行動させるには早すぎたんじゃなくって?・・・ヒナ心配」
「だが、実績は残した」
「でもあの娘は心と体に大きな傷を負ったじゃない!!そのケアをあの娘一人で何とかさせる気なの!?」
知らず知らずの内に声を荒げるヒナの背中を、スモーカーはそっと抱いた。
「何を苛立っているんだ?」
スモーカーの一言に、振り返ったヒナから強烈な平手打ちを見舞われたのは、その時だった。


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