Long Haird Lady

(スモーカー×ヒナ)


「わたくしが何故苛立ってるかですって?そんな事も解からないの!?」
ヒナは再び、大佐の顔から一人の女の顔へと戻っていた。
「私だって部下に期待を掛ける貴方の気持ちは解からないではないわ。でも・・・」
「・・・妬いてるのか?」
そう言ったスモーカーの顔を睨みつけるヒナの顔に、ほんのりと涙が滲んだ。
「妬くに決まってるじゃない・・・馬鹿・・・」
スモーカーは、胸に顔を埋めて泣くヒナを抱き締め、髪をそっと撫でると、ゆっくりと口を開いた。
「お前だけだ・・・心配するな」
その言葉に顔を上げたヒナの唇をそっと奪うと、ヒナの瞳から溢れた涙がスモーカーの頬を伝った。

「・・・そろそろ行くわね」
ルフィ一味の居所を確認したヒナは、甲板の上からスモーカーに声を掛けた。
「気を付けろよ」
港から見上げる形となったスモーカーがヒナに声を掛けると、ヒナは小さく笑った。
「このわたくしが負けると思って?ヒナ・・・」

―終わり―


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