わがままジュリエット

(サンジ×ゾロ)


「よぉ、調子はどうだ?」
「・・・良いわけねぇだろ?」
誰も居なくなった船内で、サンジがトレー片手にゾロの顔を覗き込むと、ゾロは真っ赤な顔でサンジを睨み付けた。
「頭は痛ぇし、体は思う様に動かねぇし、畜生・・・」
サンジは、文句を言っているゾロを可愛く思いつつ、そっと額のタオルを外して、冷たいタオルと取り替えた。
「病気の時位、大人しくしてろ」
サンジがそう言って、ゾロの髪を撫でると、ゾロがその手を掴んだ。
「喉・・・乾いた・・・・」
「あぁ、水な」
サンジがトレーに乗せたカップを手に取って、ゾロに渡そうとすると、ゾロはそれを拒否した。
「飲ませろよ、・・・俺は病人だぞ」
視線の定まらない目で、ゾロがサンジを見ると、サンジは小さく笑った後で、水を口に含んだ後、ゾロの唇と重なった。


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