聖なる夜には・・・

(ロビン×ゾロ+ルフィ×ナミ)


そして24日が来た・・・。
皆は手筈通りに仕度を整える為に、ゾロとロビンに買い忘れた物を買って来てくれと言って船から追い出し、その間に昨日ウソップとチョッパーは昨日仕度しておいた飾りを食堂一面に貼り付け、サンジは昨日の晩から仕込みをしておいたパーティーの料理を作り始めた。
その頃ルフィとナミは甲板で二人が戻って来ないか見張りをしていた。
「・・・ねぇルフィ・・・」
昨日から視線を合わせようとしないルフィに向かって、ナミは静かに声を掛けた。
「え?・・・あ・・・何だ?」
本人は普通に振舞ってるつもりらしいが、一瞬目が合った瞬間に、再び視線を反らした。
「・・・ロビンの事が気になるの?」
ナミの一言に、ルフィはキョトンとした顔でナミを見た。
「何で?」
「何でって・・・あんたロビンの事・・・」
「それは違うぞ、確かにロビンは良い奴だけど、そんなんじゃない」
「だってこの前からずっとロビンの為にクリスマスパーティーしようって一番騒いでいたのはあんたじゃない!!」
「だってあいつ、今まで楽しい事何もした事無さそうだったじゃんか、だから俺は楽しい事を教えてやりたかったんだ。それに今日はチョッパーの誕生日だろ?皆で祝って何が悪い!?」
「それってやっぱりロビンが好きって事なんじゃない!!」
「違う!!俺が好きなのはナミ・・・!!」
口喧嘩に発展した途端、勢いに乗って出てしまった言葉に、ルフィが慌てて口を塞ぐと、ルフィの目の前には、呆然とルフィを見るナミの姿があった。
「嘘でしょ・・・?」
「嘘なもんか、でも・・・お前ゾロの事が・・・」
「違う!!昨日はゾロに頼まれて買い物に付き合っただけで・・・私の好きなのは・・・その・・・あんただから・・・」
「え・・・?」
二人は暫しの間、真っ赤な顔で互いの顔を呆然と見つめ合った。


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