その頃ゾロとナミの二人は、街の中にあるブティックの中に居た。
「これじゃ駄目か?」
「そんな悪趣味なの誰がするのよ。・・・本当にあんたって趣味悪いわね」
と、まるで恋人同士の様なやりとりをしているのを、偶然にも三人は目撃してしまい、ルフィはガックリと肩を落とし、ロビンはあきらめにも似た視線を二人に向けた後、二人に気付かれぬ様に、その場を後にした。
背後を付いて来る二人の重苦しい雰囲気を感じながら街を歩いていると、可愛らしい小物を置いておる店の前に出た。
「・・・コックさん、此処で少し待っていてもらえるかしら?」
ロビンはそう言うと、ルフィを連れて店の中へと入って行った。
(ロビンちゃん・・・もしかしてあいつの事・・・)
漠然とそんな事を考えながら店の前で待っていると、小さな包みを沢山抱えた二人が戻ってきた。
「お待たせ。さぁ、帰りましょう」
先程より少し元気の出た二人を見てホッとしつつ、サンジは二人と船へと戻っていった。
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