それは12月も暮れに近づいたある日の事、ルフィとウソップはいつもの様に二人並んで釣りとしていました。
「なぁ、そろそろクリスマスだな」
「あぁ、サンタがトナカイの肉をくれるんだよな?」
「違うだろ!」
「冗談だよ、うっひゃっひゃ」
「お前が言うと冗談に聞こえないんだよ」
ウソップのツッコミにも動じないルフィは、突然口を閉じると、糸を垂らしたままぼんやりと水面を眺めた。
「なぁ、ロビンてさ・・・クリスマスって知ってるのかな・・・」
「そりゃクリスマス位誰だって・・・あ・・・」
「あいつ・・・皆で祝うクリスマスって知らないんじゃないか?」
「そうか・・・だったら・・・」
「あぁ、やろうぜ。俺達がロビンに楽しい事を一杯教えてやるんだ!!」
船べりを下りた二人は、慌てて皆の集まる食堂へと駆け出して行った。
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