Miss Me

(スモーカー×ヒナ)


「また此処に居たの、貴方っていつも行き詰まると此処に来るのよね・・・」
海軍士官学校の校舎裏で、ぼんやりと葉巻を咥えているのは、海軍大佐のスモーカーであった。
「・・・麦わらの情報でも入ったか?」
スモーカーは傍らでムッとしたまま立っているヒナには目もくれずに、ぼんやりと海を眺めていた。
「たしぎがわたくしに頼み事をするなんて、余程の事だと思って来てみれば、やっぱり麦わらの坊やの事を考えていたの・・・ヒナ呆然」
ヒナは呆れた視線をスモーカーに向けた後、スモーカーの隣に座り、煙草に火を点けた。
「士官学校の時、年中こうして授業サボってたわよね」
「あぁ」
スモーカーの返事を聞くと、ヒナは横向きになって、スモーカーの肩に背中を預けた。
「貴方は麦わらの消息をどう考えているの?」
「・・・」
「生きてるわよ・・・きっとね」
ヒナの一言に、スモーカーは初めてヒナの方を向いた


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