ここは、とある島。
夕食を終えたサンジが、珍しく一人で酒場に赴き、女性を物色するでも無く、カウンターで酒を飲んでいると、隣に一人の男が座った。
「こいつと同じものを」
サンジを眼顔で見て指し示すと、マスターは、何も言わずに、同じ物をカウンターに置いて、その場を離れた。
「・・・俺を捕まえに来たのか?」
「今日は非番だ。やすみの日にまでてめぇらに構っていられねぇよ」
サンジが不機嫌そうな目線を送った先には、海軍大佐のスモーカーの姿があった。
「ふん・・・なら、何故俺の隣にわざわざ座る?」
「どこに座ろうが、俺の勝手だ」
「ここに居たのがルフィなら、てめぇの態度も変わっていただろうが、残念だったな」
スモーカーは冷たい視線をサンジに投げかけた後、酒を一気に飲み干した後、勘定を置いて席を立った。
「待てよ」
不意にサンジが声をかけて腰を浮かせると、スモーカーが立ち止まって振り返った。
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