「な・・・なにしやがる!」
「それが人に物を頼む態度か?」
「なんだと!?兄弟子だと思って調子に乗るなよ!?」
「・・・お前は一体何におびえているんだ?」
「!!」
オロチ丸から出た意外な言葉に、カブキは言葉を失ったまま、オロチ丸を見た。
「答えられないなら教えてやろう。お前はお前の想像をはるかに超えて成長する卍丸に恐れを抱いているんだ」
「・・・ぐっ」
「これまでのいきさつは既に私の耳へも届いている。お前は本気で倒せると思った敵にあっさりと捕まり、それを開放したのも卍丸だと言う事もな」
「・・・優等生のてめぇに、何が解るってんだよ」
カブキはそう言うと、オロチ丸の胸倉を掴んだ。
次のページ
小説目次(100のお題)
小説総合目次
入口
目次