「・・・二人で?」
「あぁ、わしも絹も天涯孤独の身になちまったからの。・・・それに、絹はここに残りたい様じゃし・・・」
「ちょっと待て、絹がここに居たいからって、何も極楽まで居ることは無いだろ?」
「カブキ、極楽がそういう男じゃない事は、俺たちが一番知ってるだろ?それに絹がそうしたいなら、俺も良いんじゃないかと思う。」
カブキの心配を察した卍丸が口を挟むと、カブキは口を尖らせた、不服そうな顔をした。
「でもよ、絹を預けるなら、伊賀の3姉妹の所・・・あ・・・」
カブキは言葉を言い終える前に、口を閉じた。
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