「・・・?」
ここは石見の国の黄昏洞。
入るとすぐに目に入った鉄格子に首を傾げながら卍丸達が奥へと進んで行くと、真っ暗な洞窟の中に幾つかのたいまつが掲げられ、中は思っていたよりずっと明るかった。
「足場もかなり整備されてる・・・足下兄弟がやってくれたのかな・・・」
薄暗い足元を確認しながら進むと、目の前に大きな池が広がった。
「あちこち分かれてるみたいだな・・・まるで迷路だ・・・」
「足下の野郎、どうせ道案内するなら、最後までやってくれても良いじゃねぇかなぁ」
極楽と卍丸はブツブツ良いながら歩いていると、突然絹が足を止めた。
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