「俺に会いたかっただぁ?自首する気にでもなったか?ん?麦わら・・・」
ルフィは猫の様に摘み上げられると、今度はスモーカーの腕にしがみついた。
「そんなんじゃねぇよ、おめぇに会いたかったって言ってるだろうが、バーカ」
ルフィはそう言うと、摘まれた手を振り解いて、スモーカーに再び抱きついた。
「おぃ・・・何のつもりだ・・・」
「俺、空島に行ってる間、何か物足りない気がずっとしてたんだけど、けむりんの顔見て、ようやく気が付いたんだよ。俺、けむりんが大好きだってな」
「な・・・何言って・・・」
「何じゃない!好きだって言ったんだ。ずっと寂しかったんだからな!」
「・・・俺は」
スモーカーが赤くなって目を反らすと、ルフィは頬を押さえて、無理矢理自分の方を向かせた。
「好きなら好きって言えよ!」
真っ赤になってスモーカーを見るルフィに対して、今までひた隠しにしていた感情が首をもたげ、スモーカーは赤くなって視線を落とした。
「海兵と海賊じゃ、身分が違いすぎるだろうが・・・」
「・・・俺は海兵のけむりんを好きになったんじゃねぇし、俺と二人だけの時は、麦わらじゃなくてルフィってちゃんと呼べよ!」
ルフィはそう言うと、被っていた帽子を脱いで建物の壁に立てかけ、スモーカーの上着を強引にずらした。
次のページ
小説目次(100のお題)
小説総合目次
入口
目次