「レーニ、何してるの?」
ぼんやりと帝劇内の大階段を見ていたレニに声を掛けたのは、踊り場まで下りて来たアイリスだった。
「あ、アイリス・・・おはよう」
レニは、パジャマ姿のアイリスに朝の挨拶をすると、レニはアイリスと共に食堂へ向かった。
「ねぇレニ、さっきは階段の所で何してたの?」
朝食に出されたロールパンを片手に、アイリスは先ほどの事をレニに質問した。
「・・・アイリスと最初に会ったのが、あの階段だったなって思っていたんだ」
「あ・・・あの時は、ありがとね、レニ」
思い出して恥ずかしくなったのか、アイリスは、顔を赤くしてレニに再び礼を述べると、レニは小さく笑った。
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