迷子

(ワンピース/たしぎ×ゾロ)


「お・・・俺、飯用意するから、焚き木になる物を拾っておいてくれよ」
「あ、はい」
たしぎは素直に返事をすると、そのまま焚き木を拾いに出かけた。
日が暮れてから、互いに洞穴に戻ると、ゾロはハッとした顔になった。
「火・・・まずいな・・・」
するとたしぎがズボンのポケットからライターを取り出して、あっさりと火を点けたのだった。
「お前、煙草吸うのか?」
「いえ、これは大佐のライターです。たまに船に置き忘れて大騒ぎになるので、いつも持っているんですよ。」
その言葉を聞いた途端、ゾロの表情が急に険しくなった。
「・・・やっぱりお前、あいつと・・・」
その一言に、今度はたしぎの表情が険しくなった。
「じゃあ貴方は、船の女性たちとそういう関係にあるんですか?」
「ば・・・バカ言え!あいつらはただの仲間だ!」
「・・・だったら何故、私にそう言う疑いを掛けるんですか?」
「・・・そ・・・それは・・・」


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