ワイン

(ワンピース/スモーカーXサンジ)


「行くのか?」
「あぁ、休暇は終わりだ」
朝日が差し込むベッドルームでは、早くもスモーカーが服を着込んでいた。
「そうか・・・」
ベッドから半身を起こしたサンジがタバコを咥えると、スモーカーが持っていたライターで火を点けた。
「また、連絡する」
そう言って出て行くスモーカーの背中を眺めていたサンジが、不意に口を開いた。
「スモーカー」
スモーカーがドアに掛けた手を離して振り向くと、サンジが何もつけぬ姿のまま、近づいてきた。
「本気にさせたんだ。キッチリ責任取れよ」
スモーカーは穏やかな笑みを浮かべて、サンジの顔にかかる髪をかき上げた。
「あぁ、近いうちに・・・またな・・・」
互いに咥えていた葉巻とタバコを外すと、二人は名残惜しそうに口付けをした。。


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