「じゃ・・・もしかして・・・まだ卍丸と・・・」
「あれ?絹から聞いてなかったのか?おいら達、この秋に祝言挙げることになってるんだよ。互いに支度があるから、最近あまり会えなかったんだけどさ」
背が高くなり、すっかり男前に成長した卍丸からの衝撃の一言に、二人の頭上には、見えない巨石が落ちてきた様なショックを受けた。
「それに・・・」
「私、菊五郎さんやカブキさんみたいな服装の方と一緒になるのはちょっと・・・戦友としてなら良いんですが、夫にはしたくありませんから」
放心状態の二人にそう言い放った絹の影に鬼の角がハッキリと見えたのは、ここだけのひ・み・つ。
―終わり―
■あとがき■
大変ご無沙汰で御座いました。
久々にキーを叩いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
今回はカブキ×絹と言うアイディアをいただいたのですが、ギャグにしようとした時から必然的に卍丸×絹にしようと考えていました。
で、卍丸の成長した姿は、卍くずしみたいになるんだろうなと容易に想像がついたので、結構書きやすかったです。
ただ、何分にもかなり久々なもので、笑っていただけるのか不安ですが、喜んでいただければ幸いです。
最後になってしまいましたが、今回のアイディアをいただいたGSX様には、心よりの感謝を込めて、この作品を進呈したいと思います。