「ごめんね、もう平気」
ウソップの胸元がぐっしょりと濡れる程泣いた後、カヤはようやく顔を上げた。
「カヤ・・・俺・・・」
「良いの」
何かを言いかけたウソップをカヤはキッパリと制した。
「私は待つって決めたんです。そして、待っている間に一杯勉強して、貴方と共に旅立てる様準備するんです」
朝日が二人を照らす中、カヤは嘘偽りの無い微笑をウソップに見せた。
「いってらっしゃい。私、いつまでも待ってます」
「・・・必ず迎えに来る。これは嘘じゃないから」
朝日に照らされながら、二人は秘密の誓いを立て、己の進むべき道を再確認した。
―終わり―
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