「こんばんは」
「!?カヤ・・・」
驚きで大声が出そうになるのを自らの手で口を押さえ、もごもごと名前を呼ぶと、カヤは可笑しそうにクスクスと笑っていた。
「眠れないのか?」
「ウソップさんこそ」
カヤの言葉に、ウソップは気まずい雰囲気で俯いてしまった。
「・・・行くんですね」
「あぁ、朝にこっそり発つつもりだったんだけどな、やっぱりカヤには何でもお見通しだな」
照れながらそう言って、ふとカヤを見ると、カヤの瞳からは大粒の涙が溢れていた。
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