「でも、もしそれでルフィに何かあったら、どうするつもりだったのよ?」
夜になり、サンジの用意した夕食を食べ始めると、ナミは改めてウソップに問い掛けた。
「そんな時の為にチョッパーが居るんだろ?」
「だからって・・・」
ナミが心配そうにルフィを見ると、ルフィが、思い出したかの様にポンと手を叩いた。
「あ、そう言えばチョッパーが来てからだよな。俺に変な物飲ませ始めたの」
「・・・そりゃ、いくらルフィが死ななそうだからって、医者も居ないのにバカな真似なんかするかよ。」
ウソップが溜息交じりにそう言うと、ナミもようやく納得した様に息をついた。
「で?どうだった、結果は」
「あぁ、ルフィで10分だから・・・常人なら30分は麻痺するな」
今まで三人の会話を黙って聞いていたチョッパーが口を開くと、ウソップは思い出した様にそう答えた。。
「30分か・・・丁度良いかもな」
「あぁ、返り討ちのついでに盗みに入るなら、丁度良い時間だろ?」
「え?・・・まさか、その為に?」
「いくら俺たちが海賊でも、殺生沙汰は極力避けたいからな。」
ウソップとチョッパーがそう言ってニッコリと笑うと、ナミにもようやく笑みが戻った。
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